8月に4泊5日でクロアチアへ行ってきました。
今回は前半の2泊、ドゥブロヴニク編です。
生涯で一度は行ってみたい!と思っていた”アドリア海の真珠”と称されるドゥブロヴニク。

その名の通り、真珠の貝殻のような形の旧市街がエメラルドグリーンの海に浮かんでいるような、とっても美しい街でした。
見どころは何と言っても城壁に囲まれたオレンジ屋根の旧市街の街並みと、透明度が半端なく高いアドリア海とのコントラスト。

石灰岩が広がる岩石の地質(カルスト地形)で砂がなく、泥が発生しにくいのと、プランクトンが少ない水質のためにこんなに透明度が高いらしいです!

この美しい海に浮かぶ貝殻のような部分がドゥブロヴニクの旧市街で、約2kmの城壁に囲まれています。
13世紀ごろに作られたこの城壁は、1667年の大地震や1990年代のユーゴスラビアの内戦で破壊されてしまった部分もあったようですが、それでも都度修復してきたそうです。このように現代まで中世の城壁が一周丸ごと残っているのは、ヨーロッパの中でも屈指の規模を誇っているそうです。

もちろん来たからには1周歩かなくちゃ!ってことで、朝から気温30度で無風の中、日陰は一切ない城壁をぐるっと歩いてきました。
途中休憩スポットが数箇所あったので、水を買ったり店内でフレッシュジュースを飲んだりと、休み休み歩いて2時間弱くらいかかったでしょうか?


城壁を挟んで外側は断崖絶壁の海、内側は今も普通の暮らしが営まれている旧市街。


この壁のおかげで国が守られ、何世紀にも渡って人々の暮らしがここに続いてる。すごいことですよね~。世界遺産になるのも納得です。
城壁の上からひときわ大きな回廊が見えたのが、フランシスコ会修道院。

城壁巡りの入場券を買うとこの修道院の見学もできるというので、一周した後に行ってみました。

14世紀に建てられた修道院だそうで、回廊の美しさもさることながら中庭もピンクのサルスベリ?が咲いていてとても素敵でした。


この修道院の入り口に薬局が併設されていたのですが、なんとヨーロッパで3番目に古い薬局とのことでした。奥には昔の薬局が再現された小さな展示もあり、陶器の薬つぼがたくさん並んでいました(写真撮影禁止でした…泣。イタリアのファエンツァ焼きっぽい青一色の素敵なデザインでした)
さて、次に向かったのはロヴリイェナツ要塞。(こちらも城壁巡りチケットで入れる)

海に突き出た崖の上に建っています。ここは城壁の西側に位置し、11世紀頃に作られたそうです。当時の宿敵ヴェネツィア共和国に攻め込まれないように城壁よりも先に作られたようです。(写真は城壁から撮影)
その後、街の拡大に合わせて城壁を築いて行ったそうです。(厳密に言えば城壁の原型は7~8世紀にはあったそうですが、その時はまだ木造の柵だったり簡易的な防壁で、ごく一部しか守られていなかったとのこと)
要塞から(西側の海から)の旧市街の眺望はこんな感じです。

さっき歩いていた城壁を海側から見ると、より強固でダイナミックな”壁”を感じます。
一方、こちらはスルジ山という標高412mの山頂から城壁を見下ろした景色。

要塞の位置と合わせて、地形を活かして国を守ってるのがよく分かる眺めでした。
ちなみにこのスルジ山へはロープウェイで登ることもできるし、徒歩でハイキングがてら登ることも可能です。(私はもちろんロープウェイで行きました)
城壁一周→修道院→ロヴリイェナツ要塞までで所要時間2時間半。
炎天下の中、湿度も高くて汗だくだったので、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴び→ランチ→ホテル→昼寝→夕方にスルジ山に登って山頂からの景色を見る→夕食
という流れで一日を過ごしました。




この日の前日にドゥブロヴニクに到着していたので、朝9時に城壁巡りをスタートできたのは良かったです。スタートが遅くなると夏場はかなり厳しいと思います。
ちなみに、到着初日は旧市街を散策しながら遅めのランチ→ホテルチェックイン→滝汗でシャワー→旧市街散策→夕食は予約制のクロアチア伝統料理Pekaを食べる
で終了でした。
このPeka(ペカ)体験が面白かったので最後にシェアしたいと思います。

ペカとは鋳物のドーム状の蓋のことで、窯の中で鍋にこの蓋をして、さらに蓋の上に炭を被せて肉や野菜を蒸し焼きにするクロアチアの伝統料理の名前にもなっています。

このお店の名前のロゴもペカの蓋の形になっていてかわいい!

クロアチアでは家族が集まる日曜日に作る家庭料理だそうですよ。
作るのに3~4時間かかるそうで、予約のスタート時間も人数も制限があるそう。
食事の途中で窯の前に集まって、店員さんから料理の説明を聞けるのも楽しかったです。
グラッパのような食前酒(+ワイン)から始まり、前菜のシャルキュトリーとサラダだけですでにお腹いっぱいだったのですが(本当に胃が小さくなってしまって悲しい…)ペカがメインなので、どうにかがんばって完食しました。

お肉は仔牛で、フォークを刺しただけでホロホロにほどけるくらい柔らかくジューシーでした。ジャガイモと合わせるとどうしても肉じゃがのように感じてしまうのですが…w

西洋風肉じゃが?的な感じでハーブも効いていてとっても美味しかったです!
ドゥブロヴニクのレストランはイタリア料理っぽいメニューが多く、どこで食べても美味しかったです。海産物も豊富なので、ここぞとばかりにシーフード系を注文。それとトリュフも名産のようで、パスタのメニューには必ずありました。



食べたものはどれも美味しくて大満足のドゥブロヴニクの旅でした!
次回のクロアチア旅の後半は、世界自然遺産にもなっているプリトヴィツェ湖群国立公園への旅です。お楽しみに!<KY>
