バブルのモスクワ。荷物のトラブル・・

一度行ってみたかったロシアとバルト三国へ行きました。どちらも素敵だったけど、今回は荷物のトラブルが2回。皆さんのご参考になれば・・・<YF>

ロシアと言えば、数十年前・・・私が初めてヨーロッパへ行ったときの最初のトランジットがモスクワでした。そうそう、あのバックパッカー御用達のアエロフロートで出発「こんなに小さい飛行機が10時間も飛べるんかいな?」と成田からかなり不安だったのを覚えています。女性CAにヒゲが生えてるって聞いてたけどそれもホントで、食べるとお腹壊すから機内食は食べちゃダメって言われたけどそれもホントで・・・(今はもちろん違いますよ)トランジットでモスクワに一泊したのですが、ビザ無し外国人のトランジット専用ホテルだった事もあり、客が外に出られない様にドアに鉄格子がはまってて・・・人生で初めて牢屋に入れられた気分だった、という暗い思い出しかないロシアでした。

そんなイメージを持っていったモスクワはもちろんもう大都会!知らなかったけど、今モスクワは不動産バブルだそうで、そして物価も高く何を買っても日本の方がずっと安い!赤の広場はさすがに素敵でしたけどね。

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<荷物トラブル1>
スペインの家族と一緒にスペインからパリ経由モスクワに入りました。
そして荷物が全員分ロストラゲージ。暑いスペインからビーチサンダルで行ってしまった私達、モスクワは夏と言っても20度以下、荷物が出てこなかった初日は寒〜い思いをしながら観光しました。ロストラゲージの対処って空港によって違うと思うけど、もうホントに「どうにかしてくれ」というような長蛇の列に作業の遅い空港職員、順番抜かして我先にとカウンターにかけよるラテン系の人々・・・そんな状況で3時間、翌日無事に一つを残して荷物は到着しましたが、残りの一つは1ヶ月以上経つ今も出てこず。モスクワのホテルのコンシェルジュ曰く「エールフランスはいっつもこう!何個荷物をなくせば気が済むの!もう二度とエールフランスには乗らないで!」と。荷物一つがパリかモスクワで行方不明のまま日本に帰国した私達にエールフランスは「引き続き荷物を探したかったらモスクワの空港に自分で電話かけなさい!」その対応に呆れました。ま、こういうのはエールフランスだけじゃないと思うし、旅慣れた方は全部機内持ち込み荷物にするんだろうけど、そう出来る時ばかりじゃないですよね。乗り継ぎ時間の少ないエールフランス便に乗る方、どうぞご注意を!そうそう、一昨年スペインに行った時にちょうどエールフランスがストをやっていて、パリの空港職員に聞いたら「ストのせいで行き場を失った荷物が地下に3000個あります」って。わ〜こわい。きっとそういう中に紛れちゃったんだろうな・・・

<荷物トラブル2> 
ラトビアの首都リーガからモスクワ経由で帰国する際、リーガからモスクワまでのチケットとモスクワから日本へのチケットを別会社で購入しました。どちらの会社にも「モスクワでの乗り継ぎにビザは必要ないよね?荷物はスルーでいきますね?」と確認していったにも関わらず、リーガのチェックインカウンターで「君たちはロシアのビザを持ってないからモスクワまで荷物を預かれません。モスクワで荷物をピックアップするにはビザが必要だし、私達はJALとは提携がないので成田まで荷物をスルーで預ける事はできません。荷物を捨てて自分たちだけ乗るか、JALと提携のある航空会社のチケットを買い直して下さい」と・・・何度交渉してもダメ。もう荷物はそのへんに捨てて帰るしか無い、と思うとガラクタしか入ってない荷物なのになんだか悲しく・・・結局空港の下にあったちっちゃい郵便局から荷物だけ送ることができましたが、もちろん運送費は自分持ち。ビザが必要な国を通る時は要注意ですね。そして旅行会社の担当者曰く、今は同じグループの航空会社じゃないと基本的にトランジット地までしか荷物を預けられず、例え乗り継ぎ時間が少なくても少ない時間で荷物をピックアップしなきゃいけないことが多いそうです。旅の達人はみんな知ってるんだろうけど、私は知らなかった・・・ツアーに入らず自分でチケットをアレンジする方、ご注意あれ!

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