ベトナムの"変顔"たち

昨年ベトナムで見た”変顔”たちの写真をご紹介します。
日本にもスペインにも、へんてこでかわいいものがありますが、見るだけで幸せな気分になれるこんな変顔たちが大好きなんです。

まずは陶器の町バッチャンで売られていた陶器類を三点。

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上は”子供の遊び”なのかな…? 木の枝にぶらさがる二人。どんな気持ちでいればこんな作品が作れるんでしょうね!
中央はガマガエル? 水を入れて金魚でも飼うんでしょうか。これが家の庭にあったらドッキリしますが、媚びないキャラクターでなんとも可愛らしいです。
下はオーナメントでしょうか。一瞬素朴なようで実は凝っていて芸術的ですよね。個人的には凝り過ぎな感じがしてあまり好みではないのですが、たくさん並んでいるのを見ると可愛らしく見えてきます。

次はゴミ箱を二点。上のペンギンはホーチミン市のあちこちで見ました。日本でペンギンをキャラクター化するときには考えられないような目をしていますが。下のネズミはどこかで見た気がします…

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次は教会内部の写真です。中を見学して振り返ったら出入り口の上にいました。これわりと大きいんですよ。子供たちが催しで作ったものをとってあるのかな? と思ってよく見たら、鳩のようで。ということは通年である飾りなんでしょうか。案外度肝を抜かれる作品です。大人が作ったにしろ手作り感あふれて心温まります。

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次は謎の動物を二点。まず市場の中庭にあったシャチホコのようなトピアリー。こういうのを作る専門の職人さんがいるのかな? 怖い感じで作っているっぽいですが、全然怖くありません。小さな子供目線なら怖いかな?

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ガラスケースにディスプレイされていたデコレーションケーキ。日本にも昔はあやしげなケーキがたくさんあったと思うのですが… 記憶の彼方にいっちゃってよく思い出せません。でもこのケーキを見てなにか懐かしいモノを感じました。モチーフはアザラシか猫かわかりません。

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次は龍。上は日本でもよく見ますよね、階段の手摺や橋の欄干に龍を使うパターンです。しかし、この龍を正面から見ると下の写真になります・・・ 鼻っ面のインパクトがものすごいですが、目の高さが左右違う、ぬいぐるみのようなクオリティなのもすごいです。でもその違いもねじ込んでしまう説得力がある顔をしています…

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次は動物園で見かけた3点。上の2点は子供が見て泣かないのか不思議なくらいの強烈な顔をしています。下はキリンじゃなくてシカです。ずっと見ていると日本の型染めを思わせるような模様をしていて、スタイリッシュに見えてきてしまう… ちなみにシカの隣にいるのは本物の山羊です。ここは子供が入って遊ぶことができるスペースのようでした。

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さて最後はやはり陶器で閉めましょうか。この植木鉢、よく見ると絵柄がクエルダセカ技法のように盛り上がっているんです。素地から盛り上がっているのか、化粧土などを盛り上げているのかはわかりませんが、スペインタイルを思い出した瞬間でした。モチーフは龍ですが… アゴにくっついてるような魚がタイヤキみたいで可愛すぎでした。

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またいつか面白くてヘンで可愛いものたちをベトナムに探しに行ってみたいです。

さて、この旅行での取材結果を元に「ベトナム雑貨の専門コース」が出来たわけですが、ご紹介した写真のような「へんてこ」なデザインはありませんのでご安心(?)ください。専門コースを始められた生徒さんたちからは”かわいい〜!”とお声をいただいています!<RK>

スペインタイルアート工房HP

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