昨秋に納戸の押し入れが湿気がすごく床がブワブワになり、カビの匂いもして困っていると、母に修理を依頼されました。
原因は雨が床下換気口から入り込むこと。また押し入れの外は隣家との境で土が溜まりやすく、地面が床下より若干高くなっていました。
こちらが押し入れ外壁側の写真。水浸しになりやすいので通路として亙が敷いてあります。(今回はお見苦しい写真ばかりで申し訳ありません)
押し入れの床を張り替えても原因を取り除かねばまた繰り返すので、押し入れ補修の前に屋外地面を掘り下げて、砂利を入れ水はけを良くすることにしました。
しかし少し掘ったところで雨水の排水管が…
仕方なく管を傷つけないように周囲を掘ることに。また砂利の重みで管が沈まないよう、あまり深く掘らないことにしました。(実は写真に写っていない雨どいの排水管が、この雨水管が沈んだことにより外れかけていたのです)
鉢の欠片や砂利を準備。畑の一輪車が朽ち果てていたので新しく買いましたが、大活躍してくれました。作業終了後は畑に貰われていきました。
砂利が雨で流出しないよう、防草シートを敷いてから砂利を投入。
これで完成。
この室外機の裏にも別の床下換気口があり、そこも地面ギリギリだったため掘り下げて砂利を引きました。家族総出の作業とはいえ室外機を持ち上げるの重かった…
ついでに割れていた排水ホースも交換し、先端に防虫キャップもつけました。部屋を閉めきっているのに大きめの虫が入ってくる時は排水ホースを疑ってみて下さいね。
こういうモノがホームセンターなどで買えます。
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さて外が終了したので次は押し入れです。既に穴掘りで腰を痛めていて、辛い作業に…
しかし床下の様子をみるのに穴を開けていたため、床下のカビの匂いが室内に入り込むので作業を急がねばなりません。写真は波打つ床板と穴を塞ぐガムテープです。
まず中段を取り壊します。この押し入れ、面積約一畳の普通のサイズですが、開口部が通常の半分という非常に使いづらい形です。しかしビス留めでなくホゾで組んであったり、昔の大工さんの仕事が忍ばれます。
次に床板を剥がします。板はボロボロですぐ剥がれましたが、錆びて抜けなかったり、釘の処理に苦労しました。そして床下の木材が朽ちていないか、床下に変な生き物の死体がないかを心配していましたが、どちらも無し! 良かった… 木材はカビてなく、どうやら土が原因のようです。
今までの床板は5mm無いようなベニヤでしたが、今回は12mmのベニヤを入れます。また重いものを入れても床が抜けないよう、基礎を強化しましす。これはプラ束というもの。庭で踏み石にしていたコンクリ破片?に接着。
元からあった根太を支えるよう、プラ束と木材をいれます。根太も含めて床下にくる木材は防虫防かび塗料を (母が) 塗りました。
高い位置に中段を再設置。元々使われていたものを再利用します。使いづらい場所なので、お正月くらいしか使わない来客用テーブルを入れることにしたためテーブル高さに合わせました。
元の中段の場所は板を外したら壁内空間が露出したので、ベニヤで隠しました。
現在の状況。今まで買い置きのペーパーを天袋に入れていたので、取りやすい場所に移動。荷物を詰めすぎず換気の良いようにしていますが、7ヶ月ほど経過した今でもカビは全くありません。
そうそう、傷めた腰は湿布で治ったのですが、今度は湿布でかぶれてしまい1ヶ月くらい痒かったです…<RK>