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1年ぶりのリフォーム記事ですが、洗面台リフォームの続きです。

洗面台の扉に取っ手をつけます。新しく購入したものはいぶし銀の色だったので、スプレーペンキで白く着色。よく目立ちます。
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この扉のすぐ上、シンク側面に貼るタイルを制作します。引き出しがうまく開くよう、バランスが良く見えるようにデザインを配置。15cm角のタイルと1cm幅のタイルを交互に並べます。タイルを1cm幅に切るのは難しく、2/3は失敗しました… 写真は焼き上がったところ。
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ご覧の通り背景は絵付けせず、焼成後に茶色のペンキで素地部分を塗りつぶしました。周囲の木材で使っている色です。
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タイルを貼る場所には化粧板が貼られていましたが、既に一部が剥がれていました。これを全部きれいにはがします。それからタイルを貼れば、ツルツルの上に貼るより接着力は増すし、厚みも減らすことができます。接着剤が乾くまでタイルが落ちないように養生テープで抑えておきます。
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黄色いのはマスキングテープ。隙間に目地をいれていきます。マヨルカタイルのように全面に釉が掛かっていればマスキングは必要ないのですが、クエルダセカタイルはペンキを塗ったとはいえ、素地部分に目地がくっついてしまいます。目地は白だと目立ちすぎるため茶色に着色。着色材はホームセンターで購入。本来、目地材と着色材の割合を実験して決めないといけませんが、今回は適当。白じゃなければOKです。写真は目地を入れて乾くのを待っているところ。
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乾いたらテープを剥がして完成です。
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次は扉に貼るタイルの制作。
粘土を15mm角程度のタイル状にカットし、スタンプを押して模様をつけます。
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乾いたら素焼き。こんな感じになりました。
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並べて釉掛け。釉掛け方法はいろいろ試したのですが、なかなか狙ったように出来ず、霧吹きに落ち着きました。 霧吹きは陶芸用の口で吹くタイプのもの。タイルが小さすぎて飛んだり、
息を吹きすぎて気が遠くなったりしましたがなんとか完成。
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しかし、焼いてみるとすごいムラです…
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もう一度釉掛けして再焼成。酸素不足で倒れそうになりながらも、なんとか許容範囲に焼けました。 このタイルの周りのしずく、みんな釉薬です。もったいないから集めて再利用します。
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さていよいよ扉に貼り付けます。もともと四角くくり抜いておいた部分に、4種類の模様がランダムになるよう貼り付けます。タイルも手作りだからそれぞれ微妙に大きさが違いますが、貼り付ける場所も大きさがまちまちなので入らないところも多く、ヤスリをかけつつの作業でした。粘土から作るタイルは楽しいですが、労力多しです。<RK>
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