展覧会出品作品 (2017年オールドキッチン 2)

オールドキッチン 1」の続きです。

キッチンストーブを作っていきます。いきなり組み上がっていますが、実はこれ一度失敗して作り直したものなんですよね… 参考になる設計図とか分解図が見つからず、いろんな写真とにらめっこで作りました。今回一番大変なアイテムでした。

ストーブ前面には3つの開口部があります。格子の見えているところが薪を燃やす焚き口、その下は灰かき口、右の大きい部分がオーブンです。

すでに着色済みですが、オーブン部分。焼き網?は取り外し可能、針金を半田付けして作っています。入るか試しているところで、このあと焼き網も着色しました。

オーブンの扉。プラ板を飾り切りして板に貼り付けています。黒いパーツは扉を開閉するためのもの。

オーブン扉の取っ手。この半球パーツ、はじめ木材で作ってみたけどプラ棒で作ったほうが簡単でした。白いほうがプラ棒。

半球パーツは丸いプラ棒の先をヤスリで丸く削り、先っちょだけ切り落として作ります。

キッチンストーブ(の下の部分)が完成です! 小さい扉にも飾り切りしたプラ板を貼りました。

扉を開けた状態。

定位置に設置。上にカウンターを仮置きしてみました。失敗したやつは上のコンロと合わなかったんですよね…

カウンターのタイルに目地を入れます。目地を入れると一枚一枚のタイルがハッキリするのが分かりますよね。コンロの右の凹部分はシンクになります。

キッチンカウンター正面に貼るタイルも作ります。デザイン画はタイルの柄だけでなく、形と数の確認も兼ねます。

いよいよメインの「バレンシア風の壁絵タイル」を書きます。デザインを転写し終えた状態。タイルが小さくて筆で撫でるだけでズレてしまうので、上下左右カッチリ囲みます。(1枚約12.5mm角です)

だいぶ描き進めてしまいました、着色がほぼ終わっています。

輪郭線を書き終えました。これで焼きます。

焼き上がりました~! 小さくてよく見えないので、真ん中から分割して写真を載せますね。食品とキッチン用品がメインです。気に入っているのは下の写真中央の吊り下げられたバカラオ(干し鱈)でしょうか。バカラオ食べたい…

いよいよ壁に貼っていきます。これも壁に線を書き、それに合わせて貼っていきます。こうやって見るとパズルみたいですね… ミニ絵タイルのパズル作ってみようかな?

貼り終えました〜! このあと目地を入れ、前回のブログでご紹介したレンジフードを接着し、”入れ物”の完成です。

今回はここまで。次はカップボードをご紹介します。<RK>

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