「オールドキッチン5」の続きです。
今回は食品類をご紹介。前回ご紹介した野菜と同じく樹脂粘土で作っています。
トウガラシは赤と緑の部分を別々に作ります。翌日ボンドで接着し、つなぎ目は赤の粘土を水で溶いたもので埋めます。
乾いたら緑の部分に糸を通します。時間が経ちすぎると針を通した時に割れてしまいます。立体感が出るよう着色。宙に浮かせたまま着色します。
トウガラシは天井に吊します。
こちらも天井に吊すために作ったチョリソ類。
脂身の部分など、別の色の粘土を混ぜ込んで成形します。固く乾きすぎないうちに針で糸を通し、全体を馴染ませるように着色。黒いのは豚の血のチョリソ(モルシージャ)です。
こんな感じでミニひーとんに吊しています。
奥の瓶(プラスチックですが…)に入っているのはインゲン豆などの豆類です。
ヒヨコ豆。このあとレジンを入れて「水戻し中」を演出します。
前回のブログにも出てきたジャガイモですが、こちらはカットしたもの。
こちらは卵。転がっちゃうので、土台に両面テープでとめて着色します。形の良いものを見えるところに、イマイチなのは見えないところに使います。
卵の殻が必要なので作ります。上で作った卵をシリコンに半分差し込んで型を作り、そこに「卵の殻色」の粘土を塗って、乾いたら剥がします。
肉団子。分かりにくいですね… 肉もソースも鍋も茶系…
フィデウアのパエリア。前々回の記事でフィデウア(パスタ)だけご紹介しましたが、調理後はこのように。海老を作っている時の写真がありませんでした… あとイカが入っています。「オールドキッチン」なので、昔のパエリアだとこんな感じかな、とシンプルにしてみました。
小麦粉。粉は失敗した石膏型をヤスリで削ったもの。袋はこういう紙があったので、それで作りました。スプーン?はヒノキ棒を削って作成。
現実では衛生的に無理なことも、好きなように出来るのが作り物の良いところですね。ただ今になって、もしかしたら昔の小麦粉は真っ白ではなかったかもと思い始めました。
パン。
うずら料理。オーブンに入れます。
スペインのレストランでウズラの煮込みを注文したことがありますが、一人前でも2羽でした。
次回は陶器類をご紹介します。<RK>