切り絵でうちわ作り

皆さん、今年のお盆休みはどのように過ごされたのでしょうか?
私は工房がお休みの間、ず〜っと「うちわ」を作ってました。
実は3月に発生した東日本大震災以降、宮城県岩沼市というところで、津波に流された写真やアルバム、ランドセルや位牌など大切なものを洗浄・復旧し、展示する「拾得物展示場」でボランティア活動をしています。
その岩沼市で、8月20日(土)に「復興夏まつり」が開催されます。(このブログは前日19日に書いてます。)
このお祭りのイベントブースに、「切り絵で作るオリジナルうちわ」を出店することになりました。
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最初は地元のこども達にタイルに絵を描いてもらおうと思ったのですが、タイルは一度窯で焼成しなければならず、その場で手渡しできないことからお祭りには不向き。では!と。
夏祭りにうちわはピッタリ、その場ですぐに手渡せて、暑い夏には何本あっても重宝する。大人から子供まで、誰でも手軽に使える!
ということでうちわ作りに決定しました。
さらに、絵を描くよりも折り紙を好きな形に切って貼付けたら小さい子供でもできるかな?ということで、切り絵で作ることにしたのです。
ということで、お盆休みはうちわの見本と型紙作りに没頭していたのでした。
最近は、裏がシールになったものや、カラーバリエーション豊富な折り紙が増えたようです。
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この写真は、切り出した金魚をどのように配置するか、周りの色はどうするか、悩んでいるところ。タイル制作も同じですね。デザイン、色決めは結構悩みます。
位置と色が決まったら、あとはスティックのりで貼るだけです。
なんだか夏休みの自由課題をやってる小学生の気分。どんどん形になっていくのがとっても楽しい!!これもタイル制作に共通してますね。
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出来上がりは、ちょっと大人向けから、簡単シンプルな子供向けまで約10種類。
うちわの裏面には今年の夏祭りで作ったことがわかる様に、シールに日付けなどを印刷して貼りました。
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お祭り当日は、たくさんの岩沼市民のみなさんに楽しんで参加してもらえるイベントになると良いのですが…..。あとはお天気が良くなることを願って、(19日の東京は豪雨!)久々にてるてる坊主を吊るして寝ようと思います。<KY>

スペインタイルアート工房HP

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